授業の概要
この科目は、大学で学ぶために必要とされるアカデミック・スキルズを身に着けることを目的とします。大学での学びは高校までとは大きく異なります。例えば、高校までの課題は、習ったことを理解して問題を解くことが多かったでしょう。しかし大学では、与えられた問題を解くだけでなく、問題そのものを自分で発見する力が求められます。このような力の基礎となるのが学術的技法(アカデミック・スキルズ)です。
前期は、まず大学での学びを理解した上で、情報収集と情報整理の方法や、批判的に資料を読む方法について学びます。そして実際に文章を読んで理解するとともに、自分の意見をまとめてもらいます。アカデミック・スキルズは一朝一夕には身につきませんが、少しずつ努力することで必ず身につきます。焦らずに取り組んでください。
この科目では英語に関する勉強法についても扱います。また授業時間内で英検IBAを実施する場合があります。
到達目標(ディプロマ・ポリシー:3)
一般目標:大学の学びの基礎となるアカデミック・スキルズを、読解を中心に身につける。
個別目標:(1)大学での学びの特徴を理解する。
(2)情報収集の方法を理解し、実際に用いることができる。
(3)批判的読解の方法を理解し、実践することができる。
(4)英語の勉強法を身につける。
履修条件
指定されたクラスで受講してください。
評価基準・方法/フィードバック方法
・提出物を含む授業への積極的な貢献(50%)、期末レポート(50%)で評価します。
・5分の4以上の出席を評価対象の前提とします。
・課題のフィードバックは主に授業時間内で実施する。
教科書
・佐藤望・湯川武・横山千晶・近藤明彦編(2020)『アカデミック・スキルズ――大学生のための知的技法入門(第3版)』(慶應義塾大学出版会)。
参考書
・大出敦(2015)『クリティカル・リーディング入門――人文系のための読書レッスン』(慶應義塾大学出版会)。
・河野哲也(2018)『レポート・論文の書き方入門(第4版)』(慶應義塾大学出版会)。
・慶應義塾大学日吉キャンパス学習相談員(2014)『学生による学生のためのダメレポート脱出法』(慶應義塾大学出版会)。
授業内容と授業外(事前・事後)の学修及び学修目安時間
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