授業の概要
本授業は、これまでの学習の過程で生じた疑問を出発点に、英語の仕組みを捉え直すことを目標とする。言語研究においては、微細なニュアンスの違いを考察する必要があるが、母語でない言語を(例えば、英語を母語としない日本人にとって、直感を働かせて英語を)分析することは難しい。そこで本授業では、言語直感を働かせて考察ができる日本語の分析を活かし、英語の仕組みを捉え直すという指針で書かれたテキストを用いて、言語学の各分野を概観する。前学期は、洋楽を用いて英語の発音とリズムを体験し、英単語を分解して読み、語順と文中における働きに焦点を当てる。以上を通して、英語・日本語を分析する実践的な技能を涵養する。
到達目標(ディプロマ・ポリシー:4)
一般目標:言語学の諸分野を理解し、母語に対する直感を活かして研究を進める方法を学ぶ。
個別目標:・言語研究の方法論を学び、日本語・英語にみられる違いを説明できるようになる。
・言語学の各分野を理解し、自ら研究テーマを設定できる。
・母語に対する言語直感を、諸言語の分析へ適用することができる。
履修条件
・背景となる専門的な知識は必要としない。「言葉」についてのあらゆる体験、印象、素朴な疑問が出発点となる。積極的な発言と参加を歓迎する。
・受動的に受講するのではなく、受講生同士の意見交換、体験を通して主体的に学ぶ意欲をもつこと。例えば「第1章 音韻論」では、英語のリズムとイントネーションを体得するため、洋楽を用いて音読練習を行う予定である(国内の感染状況等により、実施できない可能性がある)。
評価基準・方法/フィードバック方法
・提出物、小テスト、クラス内ワーク(個人・グループ、口頭発表)など60%、学期末評価(試験、レポート、またはプレゼンテーション)40%
・評価の前提となる出席日数を厳守すること。特別の事情がある場合は、事前に相談のこと。
・課題等のフィードバックは、対面授業時、または学修支援システムmanabaを通して行う。
教科書
三原健一・高見健一(編著)2013.『日英対照 英語学の基礎』東京:くろしお出版.
前学期、後学期で1冊の学習を終える予定。その他、必要な資料は授業中に配付する。
参考書
西光義弘(編)1997.『日英語対照による英語学概論』東京:くろしお出版.
授業内容と授業外(事前・事後)の学修及び学修目安時間
1回 |
- 授業内容:テキスト準備、次回に向けての予習等。
- 事前学修:0.5hr:シラバスを読み、授業概要を把握しておく。
- 事後学修:1.0hr:テキスト準備、次回に向けての予習等。
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2回 |
- 授業内容:配付資料を読み、復習と音読練習を行う。
- 事前学修:1.0hr:テキストの該当箇所を予習し、不明点をまとめる。
- 事後学修:1.0hr:配付資料を読み、復習と音読練習を行う。
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3回 |
- 授業内容:テキスト、配付資料を読み、復習と音読練習を行う。
- 事前学修:1.0hr:テキスト、配付資料を読み、母音・子音についての理解を深める。
- 事後学修:1.0hr:テキスト、配付資料を読み、復習と音読練習を行う。
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4回 |
- 授業内容:配付資料を読み、復習と音読練習を行う。
- 事前学修:1.0hr:テキストを読み、理解を深める。
- 事後学修:1.0hr:配付資料を読み、復習と音読練習を行う。
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5回 |
- 授業内容:配付資料を読み、復習と音読練習を行う。
- 事前学修:1.0hr:テキストと配付資料を読み、復習と音読練習を行い授業に備える。
- 事後学修:1.0hr:配付資料を読み、復習と音読練習を行う。
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6回 |
- 授業内容:テキスト、配付資料を読み、復習と音読練習を行う。
- 事前学修:1.0hr:テキストを読み、内容の理解に努め、不明点をまとめておく。
- 事後学修:1.0hr:テキスト、配付資料を読み、復習と音読練習を行う。
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7回 |
- 授業内容:テキスト、配付資料を読み、授業内容を復習する。
- 事前学修:1.0hr:テキストを読み、内容の理解に努め、不明点をまとめておく。
- 事後学修:1.0hr:テキスト、配付資料を読み、授業内容を復習する。
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8回 |
- 授業内容:テキスト、配付資料を読み、授業内容を復習する。
- 事前学修:1.0hr:テキストを読み、内容の理解に努め、不明点をまとめておく。
- 事後学修:1.0hr:テキスト、配付資料を読み、授業内容を復習する。
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9回 |
- 授業内容:テキスト、配付資料を読み、授業内容を復習する。
- 事前学修:1.0hr:テキストを読み、内容の理解に努め、不明点をまとめておく。
- 事後学修:1.0hr:テキスト、配付資料を読み、授業内容を復習する。
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10回 |
- 授業内容:テキスト、配付資料を読み、授業内容を復習する。
- 事前学修:1.0hr:テキストと配付資料を読み、内容の理解に努め、不明点をまとめておく。
- 事後学修:1.0hr:テキスト、配付資料を読み、授業内容を復習する。
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11回 |
- 授業内容:テキスト、配付資料を読み、授業内容を復習する。
- 事前学修:1.0hr:テキストと配付資料を読み、内容の理解に努め、不明点をまとめておく。
- 事後学修:1.0hr:テキスト、配付資料を読み、授業内容を復習する。
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12回 |
- 授業内容:解説を踏まえ、授業内容を復習する。
- 事前学修:2.0hr:配付資料を読み、確認テストに備える。
- 事後学修:1.0hr:解説を踏まえ、授業内容を復習する。
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13回 |
- 授業内容:テキスト、配付資料を読み、授業内容を復習する。
- 事前学修:1.0hr:テキストと配付資料を読み、内容の理解に努め、不明点をまとめておく。
- 事後学修:1.0hr:テキスト、配付資料を読み、授業内容を復習する。
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14回 |
- 授業内容:テキスト、配付資料を読み、授業内容を復習する。
- 事前学修:2.0hr:前学期の資料を振り返り、内容を復習する。発表担当者となった場合は発表の準備。
- 事後学修:1.0hr:テキスト、配付資料を読み、授業内容を復習する。
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15回 |
- 授業内容:テキスト、配付資料を読み、授業内容を復習する。
- 事前学修:2.0hr:前学期の資料を振り返り、内容を復習する。発表担当者となった場合は発表の準備。
- 事後学修:1.0hr:テキスト、配付資料を読み、授業内容を復習する。
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