授業の概要
Grammar a, bで学んだ基本的で実用的な文法知識を強化・体系化すると同時に、実用性を直接的な目標としない「言語学的な文法研究」についての理解を深めることを目標とします。前学期は、問題演習を行い、文型・品詞の知識を活用して英文を読む技法を磨きつつ、Grammar a, bで学んだ文法事項が関わる英語学研究のテーマについて理解を深めていきます。その上で、研究の社会還元も見据え、和訳という学習方法、教育文法としての英語研究のあり方についても再検討を行います。授業は、担当教員による講義+ペアもしくはグループによるワークショップの形式で進めていく予定ですが、受講者数に応じて柔軟に対応するものとします。
到達目標(ディプロマ・ポリシー:1)
一般目標:語を基本的なカテゴリー(動詞、名詞、他)に分類し、英文を分析的に読むことができる。
英語学習における英文法と和訳の役割について、自分なりの見解をもつことができる。
個別目標:・Grammar a, bで学んだ文法事項の英語学研究における位置づけを把握する。
・英語の主要な品詞(カテゴリー)について理解する。
・文型、品詞といった文法知識を用いて英文を読む技法を体得する。
・英語学習における英文法の働きと役割について、自分なりの考察を深める。
履修条件
特になし。
評価基準・方法/フィードバック方法
・提出物、小テスト、クラス内ワーク(個人・グループ、口頭発表)における貢献など60%
・学期末評価(試験、レポート、またはプレゼンテーション)40%
・評価の前提となる出席日数を厳守すること。特別の事情がある場合は、事前に相談のこと。
・課題等のフィードバックは、対面授業時、または学修支援システムmanabaを通して行う。
教科書
特になし。必要に応じて、資料を配付する。
参考書
Murphy, Raymond(著)William R. Smalzer (執筆協力) 渡辺雅仁(訳) 2021.『マーフィーのケンブリッジ英文法(中級編)(第4版)』 (Cambridge University Press)
Grammar a, bのテキストを適宜参照すること。
授業内容と授業外(事前・事後)の学修及び学修目安時間
1回
授業内容:授業で紹介される参考図書や文献を図書館で探し、目を通しておく。
事前学修:0.5hr:シラバスを読み、授業概要を把握しておく。
事後学修:1.0hr:授業で紹介される参考図書や文献を図書館で探し、目を通しておく。
2回
授業内容:授業内容を復習し、関連する練習問題(配付資料)に取り組み、自分なりの答えを出しておく。
事前学修:1.5hr:英語の文型について、これまでに学んだ内容を整理しておく。
事後学修:1.5hr:授業内容を復習し、関連する練習問題(配付資料)に取り組み、自分なりの答えを出しておく。
3回
授業内容:配付資料を読み、翌週の小テストに備える。
事前学修:1.5hr:高校時代の文法参考書などが「品詞」をどのように解説しているか調べておく。
事後学修:1.5hr:配付資料を読み、翌週の小テストに備える。
4回
授業内容:解説を踏まえ、授業内容を復習する。
事前学修:1.5hr:配付資料を読み、小テストに備える。
事後学修:1.5hr:解説を踏まえ、授業内容を復習する。
5回
授業内容:テンス、アスペクトの観点から、これまでに学習した文法事項を整理する。
事前学修:1.5hr:「テンス」「アスペクト」という用語について、自分なりに文献などを調べておく。
事後学修:1.5hr:テンス、アスペクトの観点から、これまでに学習した文法事項を整理する。
6回
授業内容:配付資料を読み、授業内容を復習する。
事前学修:1.5hr:高校時代の文法参考書などが「未来表現」をどのように解説しているか調べておく。
事後学修:1.5hr:配付資料を読み、授業内容を復習する。
7回
授業内容:授業内容を復習し、関連する練習問題(配付資料)に取り組み、自分なりの答えを出しておく。
事前学修:1.5hr:高校時代の文法参考書などが「進行形」「完了形」をどのように解説しているか調べておく。
事後学修:1.5hr:授業内容を復習し、関連する練習問題(配付資料)に取り組み、自分なりの答えを出しておく。
8回
授業内容:授業内容を復習し、関連する練習問題(配付資料)に取り組み、自分なりの答えを出しておく。
事前学修:1.5hr:高校時代の文法参考書などがcan, may, must, will, shallをどのように解説しているか調べておく。
事後学修:1.5hr:授業内容を復習し、関連する練習問題(配付資料)に取り組み、自分なりの答えを出しておく。
9回
授業内容:授業内容を復習し、関連する練習問題(配付資料)に取り組み、自分なりの答えを出しておく。
事前学修:1.5hr:高校時代の文法参考書などが「仮定法過去」「仮定法過去完了」をどのように解説しているか調べておく。
事後学修:1.5hr:授業内容を復習し、関連する練習問題(配付資料)に取り組み、自分なりの答えを出しておく。
10回
授業内容:配付資料を読み、直説法、命令法、仮定法について復習する。
事前学修:1.5hr:配付資料を読み、前回の復習を行い、予習として不明点を書き出しておく。
事後学修:1.5hr:配付資料を読み、直説法、命令法、仮定法について復習する。
11回
授業内容:授業内容を復習し、関連する練習問題(配付資料)に取り組み、自分なりの答えを出しておく。
事前学修:1.5hr:高校時代の文法参考書などが「情報構造」「強調」「there構文」をどのように解説しているか調べておく。
事後学修:1.5hr:授業内容を復習し、関連する練習問題(配付資料)に取り組み、自分なりの答えを出しておく。
12回
授業内容:配付資料を読み、授業内容を復習する。
事前学修:1.5hr:過去の英語学習経験を振り返り、翻訳(和訳)について、自分なりの考えをまとめておく。
事後学修:1.5hr:配付資料を読み、授業内容を復習する。
13回
授業内容:配付資料を読んで前学期に学んだ内容を総復習し、期末評価に備える。
事前学修:1.5hr:過去の英語学習経験を振り返り、英文和訳を行う目的と学習効果について、自分なりの考えをまとめておく。
事後学修:1.5hr:配付資料を読んで前学期に学んだ内容を総復習し、期末評価に備える。
14回
授業内容:配付資料を読み、授業内容を復習する。
事前学修:2.0hr:前学期の資料を振り返り、内容を復習する。発表担当者となった場合は発表の準備。
事後学修:2.0hr:配付資料を読み、授業内容を復習する。
15回
授業内容:配付資料を読み、授業内容を復習する。
事前学修:2.0hr:前学期の資料を振り返り、内容を復習する。発表担当者となった場合は発表の準備。
事後学修:2.0hr:配付資料を読み、授業内容を復習する。